医者との結婚と言えば、同時に優雅な暮らしを思い浮かべる人も多いと思います。
- 都内タワマン
- 専業主婦
- 昼はランチ
- ママ友と年1の海外旅行
- 子供には十分な教育
- 車は高級外車
といったところでしょうか。
医者との結婚に夢を抱いている人には申し訳ないのですが、医者の給料では実際にはここまで優雅に暮らせません。
目次
世間は医者との結婚に憧れ、羨ましがるけれど…
医者と結婚している、旦那が医者である。
これは1つの自慢、ステータスのように思えます。
実際、社会の目からすると
という意見を言われる事が、結構あるそうです(奥さん談)。
実際はそうでもないので、奥さんは苦笑いしているだけのようですが…(笑)
とにかく、世間は「医者との結婚」に対して
- 羨ましい
- 憧れる
という気持ちが強く、そのように言われてしまうのは事実です。
医者との結婚は安泰、玉の輿、勝ち組→間違い
一言で言ってしまえば、医者と結婚したところで将来は安泰でも無いですし、玉の輿でも勝ち組でもありません。
別にお金ありません、お医者さん。
「医者との結婚=玉の輿、勝ち組」が間違いな理由
医者の給料は、平均して年収1200万程度です。
この数字だけ見ると、正直高いですよね?
僕も高いと思います。
しかしながら、年収1200万円以上をもらっているお医者さんは半分もいないでしょう。
これには数字の罠があります。
それは値が「平均」だという事。
開業医の先生は年収3000万〜5000万が普通で、中には1億とか稼いでしまう人もいます。
彼らを含めた上での「平均」ですから、1200万にまでその平均を押し下げるだけの、より低年収のお医者さんがたくさんいるわけです。
実際、多くの医者は年収600〜1000万くらい。
にしても年収600万〜1000万って、別に玉の輿でも勝ち組でも何でもないですよね?
手取りで毎月50〜60万円くらいのお金で、都内タワマンなんて住めません。
専業主婦の奥さんを抱えて、子供に教育費をかけながら高級外車なんて保有できません。
もちろん、中には開業してガッツリ稼ぐお医者さんもいますから、可能性は秘めています。
しかしながら「医者との結婚=玉の輿、勝ち組」という方程式は、間違いです。
医者との結婚後、セレブやVIPのように振る舞った妻の末路
僕の知り合いの先生で、こんな人がいます。
- 勤務医、年収1200万
- 奥さん専業主婦、1馬力
- 1億近いタワマン住み
- 子供は私立幼稚園
- 車1台保有
これだけ見ると、まあこんなもんかな?って思ってしまうような内容です。
しかしながら実際はこう。
- タワマンのローンが数千万
- 貯金残高ほぼゼロ円
- 旅行はとても行けない
いかがでしょうか。
手取りの月収は、ザックリと70万円です。
僕の予想では、概ね
- 家のローン返済に20万
- 車のローン、維持費に10万
- 子供の教育関連に10万
- 食費に15万
- 生活必需品に15万
って感じで、カツカツの家計なのだと思います。
毎月たった70万の収入で豪華な生活なんて、都内に住んでいればわかりますが到底不可能ですよね。
地方なら話は違うと思いますが、それでも余裕ではないはず。
旅行にも行けなければ、貯金がゼロ円という始末。
何か急な出費があったら、ローンを組まなければなりません。
とはいえ多額の住宅ローンがありますから、高い金利でローンを組まざるを得ないでしょう。
医者と結婚したというだけで、まるでセレブやVIPのように振る舞う事はできないのです。
「医者との結婚=安泰」が間違いな理由
医者との結婚といえば、安泰というイメージがあります。
病院で医療を求める人はいなくなりませんから。
しかしそれも間違いです。
確かに患者はいなくなりませんが、患者がいなくならないからと言って安泰とは言えません。
患者が減り、医者が増え、医者が余り始めたら間違いなく医者の給料は下がります。
日本は国民皆保険制度を採用しています。医者の給料の根源である医療費は国が払っています。
国が医療費を削減すれば、医者の給料だって減らされるでしょう。
まとめ
医者との結婚は玉の輿、勝ち組という考えは間違い。
なぜならば
- 医者の年収はそれほど高く無い
から。
また医者との結婚は安泰、という考えも間違い。
なぜならば
- 医者の給料の元である医療費は減らされる
- 患者が減り医者が増えると、給料は下がる
から。